高密度地形測量

地形や構造物を精密に測量

地形や構造物を精密に測量

ダム、橋などの構造物や地形などを高密度に測量することができます。高度150mからの空撮写真のデータと撮影位置・角度を使い10㎜単位の精度で3Dデータをモデリング。遠近両用の高密度な測量データを起こすことができます。

空撮写真データを解析、立体物を自動モデリング

空撮写真データを解析、立体物を自動モデリング

通常足場を組まないと調査できないような、ダム堤体調査、橋梁点検などに用いることで、迅速に損傷状況の把握が可能。撮影したデータを画像処理することで、損傷図まで作成することができます。

写真から立体物を計測する原理

写真から立体物を計測する原理

対象物を複数の角度から撮影し比較することで、視点のズレを逆算し、被写体とカメラとの距離を計算。機体の位置・姿勢も随時記録することで、被写体の立体化を計算することができます。

モデリングデータの生成

モデリングデータの生成

45分のフライトで10haの測量が可能。その後、5時間程で、測量モデリングが完成します。データは立体化され被写体の色も再現されています。

データの精度

データの精度

10mm単位まで拡大でき、地形・構造物を高精度にデータ化することができます。夜間のフライトや移動物の計測の場合はレーザー光での計測方式をおすすめします。

立体化した測量データ

右図が計測した全体のデータです。シミュレーターを使い、一か所を拡大していきます。左図のように、10mm単位まで鮮明にデータがとれていることがわかります。足場を組めない現場や広範囲の現場で活用することで、鮮明なデータから目視で確認することもできます。また画像解析を行い必要な事柄を見つけ出す補佐を行うことも可能です。

高密度地形測量の 活用例

UAVの特徴

飛行高度 10m~150m
費用 安価
点群密度 400点(1㎡)
急斜面
現地で解析
飛行時間 朝・昼・夕・夜間
雨天飛行
樹冠構造の把握

撮影計測の特徴

樹林下の計測 ×
フライト時間 45分(10ha)
モデリング必要時間 300分
周囲の明るさ 昼間のみ
最小計測サイズ 10mm
飛行時間
移動物のエラー あり
樹冠構造の把握 ×

機体のスペックspider cs6

機体サイズ 110×87×46cm
自律航行 衛星測位可能なエリアで可能
フライト重量 全装重量8.0kg (機体+ジンバルのみ 4.2kg)
カメラ Sony a7R
フライトタイム ≦20分